オル家では、子どもたちの成長に合わせて何度も模様替えを繰り返してきました。お子さんのいる家庭はオル家に限らずそんな感じですよね。
2019年春、長男が中学生になるのにあわせて家族総出で大々的に模様替えを行いました。
我が家は3LDK。子ども達は2人部屋だったのを1人部屋に、私達夫婦の寝室はリビング横の和室に移動したのです。
それから…朝起きるのが苦手になってしまいました。寝坊とまではいかないものの、ギリギリの時間になってしまうんです。
はやおきは とくいだった はずなのに……
なんでだろう…と原因を考えてみた結果、部屋の暗さの違いに気づきました。リビングと和室は南向きのため、遮光カーテンを利用しています。
遮光カーテンとはこんなもの
遮光カーテンとは…読んで字のごとく、光を遮ってくれるカーテンのこと。
「普通のカーテンだって遮ってるじゃん!」
と、思う方もいらっしゃるかもしれません。
普通の布では布目や繊維の隙間から光を通してしまうため、光を遮ることは不可能なのです。
等級による遮光性の違い
遮光カーテンは、遮光性で各等級に分けられます。
1~3等級まであるのですが、なんのこっちゃ違いが分かりづらいですよね。
カタログ通販セシール(cecile)のサイトにこのような表を見つけました。
このような感じで、等級によって光の透過率が全然違います。
この表から、我が家の和室のカーテンは、1級遮光だと確認できました。
だって…カーテンの等級なんて普段気にしないじゃない…。
「買ったときに気にしなかったの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
南向きで紫外線を遮るために遮光カーテンが必要だとは思っていましたが、等級までは考えていませんでした。
遮光カーテンのメリット
光を遮る
遮光カーテンは光を遮るので、西日が入り込む部屋や、朝日が眩しくて朝方目が覚めてしまうという悩みが解消できます!
すなわち、遮光カーテンを設置すると、スムーズにしっかり熟睡できるのです。
外からの光を遮るだけではなく、外から部屋の人影を見えなくできるのです。
熱も遮る
遮光カーテンは光を遮るために普通のカーテンよりも高密度なのです。
なので、夏は太陽光をカットして熱をさえぎり、冬は部屋の暖気を逃さないのです。
紫外線もカットできる
太陽光をカットするということは…紫外線もカットします。
室内でも油断できない紫外線によるお肌のダメージも、畳や床の日焼けも防げます。
遮光カーテンのデメリット
とにかく暗い
メリットを得るは、遮光カーテンを常に閉めていなければいけません。
光を通さない構造上、昼間でも部屋はかなり暗くなってしまいます。
朝起きられない
遮光は安眠のためには良いのかもしれません。しかし、人間が目覚めるには多少の光が必要なのです。
遮光カーテンを設置した場合、朝になっても暗いまんまなので、いつまでも安眠状態で起きられないこともあります。
二度寝しちゃう
一度目が覚めたのに、部屋の中が暗いのでまだ起床する時間じゃないと思い、もう一度夢の中へ…再度目覚めたら…うわっ!!!となることも。
暗いので時計確認しづらくてやらかして、しまうんですよね…
遮光カーテンのデメリット解消法
きちんと寝ているはずなのに、前の部屋だとちゃんと起きられていたのに、なんで和室では寝坊しちゃうんだろう。
和室と前の寝室の違いって…と考えたとき、遮光カーテンの有無ぐらいしか考えられませんでした。
そして、私なりにこの現状と遮光カーテンのデメリットを解消できる方法を考えてみたのです。
自動カーテン開け機の購入
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楽天で見つけました。
スマホでタイマーをセットすると、その時間にカーテンを開けてくれるというもの。目覚ましだけではなく、防犯にも役に立ちそう。
光目覚まし時計の購入
これまた楽天で発見しました。
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朝日のようにだんだん明るくなる目覚ましライトです。ラジオも付いてるしBluetoothスピーカーも内蔵!
等級の低い遮光カーテンに買い替える
もういっそのことカーテンを買い替えてしまおうかとも考えました。
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等級の低いものに交換してしまえば、今より光を通すはずです。
今のは1級遮光なので、3級くらいにすると起きられるかも。
カーテンを少し開けて眠る
うーん…できればお金をかけないで解決したい。
光を当ててしまうのも、カーテンをシャーっと開けてしまうのも、一緒に寝ている家族に迷惑をかけてしまうかも。
そこで私が採用したのは、カーテンを15cmくらい開けるという方法です。
ほんのちょっとのことだけど、これが結構効くのです。
開けて眠るようになってから、光で朝だとわかるので以前のように二度寝しなくなりました。
目覚ましが鳴る前に日差しで目が覚めてしまうかな…と思っていたのですが、15cm程の隙間から差し込む光くらいではそうはなりません。
目覚ましをストップしてすっきり起床できるのです。
自分に近いほうのカーテンを開けておけばいいので、ほとんど家族に迷惑をかかりません。
自動カーテン開け機ほど開かないし、光目覚ましほど発光しないので、周りにもお財布にも優しいです。
結論、気持ちよく起きるには光が必要
安眠には暗さが必要ですが、気持ちよく起床するには光が必要なのです。
遮光カーテンを利用するメリットはたくさんありますが、暗くなりすぎるので寝室で利用するのは等級の低いものにしたほうがよいかもしれません。